市庁舎整備工事は、当社初の設計・施工一括発注(デザイン・ビルド)方式のプロポーザルでした。ZEB庁舎としての設計も当事務所として初の試みでもあり、省エネルギーへの取り組みはBELS認証を取得したほか、バリアフリー法17条認定取得など環境にも人にも優しい市庁舎となりました。
防災面においては、大地震時の対策として免震構造を採用し、約280kwの太陽光発電パネルの設置など、さまざまな防災対策がとられています。意匠デザインとしては外壁ルーバーに市の木である松を粉体塗装で表現してあります。4階には議場と、茨城県のシンボル、筑波山を望む筑波山テラスを設置しました。コロナ禍での設計施工でしたので、感染症対策も提案項目に入れました。