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設計実績
設計実績
2024年
給食センター
「小学校と中学校の調理エリアを分離させた1棟2場方式の給食センター」 平塚市学校給食センターは、学校給食衛生管理基準、大量調理施設衛生管理マニュアル、HACCPに準拠し、最新のドライシステム厨房機器の導入により、安全でおいしい学校給食の提供ができる施設です。提供食数は小学校(21校)9,000食と中学校(15校)6,800食、合計15,800食です。小学校と中学校の調理エリアをそれぞれ独立して計画し、1棟2場方式の施設として整備することでリスクの分散を図っています。 各調理エリアは「汚染区域」と「非汚染区域」にわかれており、他の区域へは食材だけがパススルー窓を通して移動し、人の往き来ができない設えとなっています。また、それぞれの作業区域の床は色を変えるだけでなく、非汚染区域では加熱の前後で床の色を変え、衛生管理を徹底しています。 2階の見学・展示ホールは、食育・環境学習の一環として、調理場の一部を直接見ることができる見学窓、体験用調理釜・エアシャワーの設置、太陽光発電パネルの発電状況を見ることができるモニターを整備しています。また試作調理室を設け、食育に寄与できる施設づくりを行っています。 建物の外観は、「相模川」をイメージしたブルーとし、地域に親しまれ周辺環境になじむ施設としました。
竣工年月 | 2024年06月 |
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所在地 | 神奈川県平塚市 |
延床面積 | 9,068.87m² |
建築面積 | 6,999.18m² |
構造 | 鉄骨造 |
規模 | 地上2階 |
用途 | 工場(学校給食調理場) |